いまの世界をみわたして (m-2)

きょうは世界に目を転じてみます

残念ながら日本の政治的影響力は小さい

世界政治でその主導権を握るのは、米国、中国、EU,そしてロシアです。日本は一応G7メンバーで先進国に違いありませんが、はっきりいって経済力は多少あっても国際軍事力がなく且つ政治の無力さから世界への影響力は少ないと言わざるをえません。端的に言ってお金を出すだけで、いわば世界のATMにすぎません。

米中の真の目的は同じ(異床同夢)

とりわけ影響力の大きいのは米国と中国です。かれらは判で押したごとく、世界平和と繁栄のためとして米国は民主主義の堅持、中国は一帯一路を唱えます。

しかし実態は何でしょうか。仙人に言わせるとこれらのスローガンは建前で真の目的のための美しい隠れ蓑にすぎません。

ブログ第一号でも述べたように世界は弱肉強食の戦場で、いわゆる『国益』という美名のもとそれぞれの利権と権力の拡大をねらっています。米国は権力の維持で世界平和の継続を、中国は各国と経済で結びつきお互いの繁栄を掲げますが、底流には利権拡大と権力による他国の支配という点で共通しています。特に中国はミエミエです。しかし米中間の利害は表面上相反するため軋轢と対立がおきています。

米中関係は決して悪くない。米中のもくろみが達成して徒党を組めば世界は?

米中対立から世界各国は二大国の対立、戦争を懸念しているようです。しかし仙人はそうは思いません、両国とも戦火をまじえてお互いに損するような馬鹿なことはしません。おそらく水面下で妥協点をみつけるでしょう。

そもそも両国は歴史的に良い関係です。ニクソンの日本の頭越し外交や最近の米中協議の穏やかさをみればわかります。したがって日本は一見険悪そうな米中関係にまどはされてはなりません。米中は外見ではいがみ合っていますが、影に隠れるとハグをしています。米中は他国を支配し二国で山分けするのが暗黙の了解事項となっているはずです。日本はおとなしい国ですぐに騙されコケにされる国です。日本は騙されぬよう米中をはじめいかなる国とも一定の距離をおくべきです。

その際気を付けるべきことは、米中ともに不安定な経済状態をかかえていることです。本来なら国内問題があれば国民の目をそらすため外交的に過激になり、なにかのきっかけで戦争に発展するものです。その理屈で中国は台湾を武力攻撃するそぶりをみせ世界を緊張させています。 しかし損得勘定にすぐれ、かつ水面下の戦術にたけている中国の本心は、時間をかけて台湾の経済をしめつけ、それに威嚇と台湾民衆に心理的かく乱をおこさせ、いつのまにか台湾を懐柔吸収するのが戦略であるとおもいます。要するに‘友好国’米国と戦いたくないのです。とうぜん中国は台湾を武力で行動は起こしません。

ただ日本は台湾戦争があるという前提でアタフタしていますが、それよりも中国の静かなる台湾侵攻の戦略に注目し、それが日本にも向けられていることに最大の警戒と関心をはらうべきです。但し中国国内問題が収拾つかない事態になれば、武力侵攻もありうるとする警戒と対策は当然のことです。

さあ岸田さんはどう考えているのでしょうか。両国から怖い顔をされるのが恐ろしくて中国に対しては愛想笑い、米国には従順といったことしか出来ないのでは困ります。

世界はグローバリズムとリベラリズムのツケが回りはじめた

目を転じて欧州、中東はどうでしょうか。欧州は移民問題とエネルギー問題が大きいのですが、やはり大きいのは移民問題でしょう。これは基本的にリベラリズムの影響と思います。いま各国は移民受け入れ制限に大わらわですが、このことを日本政府は深刻にとらえ早急に対策をたてているでしょうか。岸田首相の動きを見ると全く逆で‘どうなってんのアホちがう?’と言いたくなります。

少子化対策で日本の労働力を補完するといいます。本末転倒でしょう。いろいろきれいごとを言っても所詮3Kの仕事要員です。この問題は要は賃金とおもいます。政府が補助金を出して3K労働に現行の何倍もの高給をはらえば、日本人でも応募者が増えるとおもいます。それに3K仕事にAIを駆使して自動化をすすめばできるはずす。

ともあれ海外の移民問題は即日本の問題です。安易な移民対策の解答は海外で出ています。エネルギー問題もドイツがやみくもに脱CO2に突き進んだ当然の結果で、これも再生エネルギー転換対策に血眼の日本への警告と思います。EVの暴走、太陽パネル廃棄問題も然りです。

グローバリズム、リベラリズムともに結局は一部の勢力の金儲けの種にすぎません。海外、日本ともにそのツケに苦しんでいるのです。

相変わらずマスコミは肝心なことを報道しない

ウクライナとガザの問題も困ったものです。ただ仙人が気になるのは、マスコミの報道姿勢です。それはウクライナ問題はロシアが悪い、ガザ問題はイスラエルが悪者ときめつけていることです。ウクライナはたしかにロシアが先に手を出したことが非難されるのですが、ロシアもバカじゃありません。やはり先制攻撃をせざるを得ない事態になったのではないかと思います。これは日本の真珠湾攻撃によく似ています。

またガザ問題はハマスのテロ行為がはじまりでイスラエルは被害者のはずです。イスラエルは残虐な報復攻撃をしたと非難されていますが、別の報道ではハマス側もけっこうやっているようです。

仙人はこの遠い国々の事情はよくわかりませんので直感で言うのですが、昔のように単純に領土拡大や支配欲で強国が弱国に侵略戦争するのと違い、現代は戦争当事者双方にそれなりの理由があるはずです。 これを報道してもらわないと正しい理解ができないのでマスコミ報道の客観性を強く求めるのですが偏向性がなおりませんね。

国連に関連する大きな国際問題ワクチン

国際問題として看過できないのはコロナ対策のワクチンに関連するパンデミック条約です。ワクチンやパンデミック条約についてはまた別のブログでとりあげますが、これはWHOが世界の保健施策の支配権限を持つことで、これは国家の主権を侵害するとして海外はもとより日本においても大きな反対デモがおこなわれています。また日本に対しては新しいワクチン・レプリコンがまだ検証が行われていないにもかかわらず、日本で世界最初の治験が実行され、しかも10月から一般日本人に接種が始まるとの二ュースも飛び込んできました。政府はmRNAワクチンの大きな問題を知りながら、またまたおなじ轍を踏まんとしています。まさに日本人をモルモットとする虐殺行為そのもので絶対に見過ごせません。

ところがおかしなことにこれほど大きな問題と動きをマスコミは一切報道しません。レプリコンワクチンのニュースはもとより先日東京日比谷でのパンデミック反対デモに数万人の参加があったという大ニュースもマスコミは一切報道しません。

これも中東情勢のみならずマスコミの報道精神の欠如を物語るなにものでもありません。臭いものには蓋をする政府とマスコミは全く信用できなくなりました。

米中からの暴言に対する日本のフニャフニャ外交

中国および米国から日本の名誉を傷つける事件が起こりました。これらに関係する外務大臣、外務省の対応は日本国民として看過できぬ不愉快なものでした。

中国の日本大使が、日本が台湾独立に加担すると日本は火の海になると日本国民殺戮の言語を弄しました。表現の大げさな中国でもこの言葉は日本国民への威嚇と脅迫です。また大阪領事の発言もふくめて戦狼外交そのもので、日本国民にたいする侮辱、日本を見下す傲慢さ等、きわめて非礼な態度であります。当然日本政府は抗議をしたらしいのですが、外交ルートを通じて言うだけの抗議であったようです。この種の発言は2度目であり、通常の国であったならふさわしくない人物として国外追放するものですが、電話だけでお茶を濁した外務省の腰抜けには開いた口がふさがりません。

もう一つ中国関係で中国人が靖国神社を穢した品性おつる事件です。言うまでもなく日本人の心を踏みじみる行為です。これは日本に嫌中意識を増大させ、同時に中国人の民度が低いと世界に宣伝することになり日中両国にとって大きな損失であります。ただ気になるのはどうやら中国は急ぎ帰国させお得意のもみ消しをしたようで、またそれを日本側は黙って見逃していたように思われることです。本来ならば日本政府はすぐに逮捕し厳罰にして靖国神社が日本にとっていかに大切なものかを世界と中国に知らせるチャンスだったのです。ここにも日本外交の貧弱さを物語るもので、残念極まりないのです。

中国だけではありません、米国でも過日の米国公聴会で広島長崎原爆投下を正当化する発言があり日本人の怒りをもたらしました。このような同盟国でありながら無神経な発言は絶対ゆるしてはいけません。放置すれば米国の原爆投下はもとより無差別爆撃の大量殺戮も容認することになります。

ところが外務省はこの問題に対して中国の火の海問題と同様に、口だけの抗議で実質的になんの効果もない処置をしでかしました。またなにをか言わんやです。

外務省は日本の存在と尊厳を外国に示すのが役目です。しかるに外務大臣の答弁は外務官僚のカンペを読むだけで全く大臣としての信念と矜持がありません。やはり日本の大臣は文字が読めれば小学生で十分ということを証明してくれました。大臣だけではありません。官僚の答弁も日本の名誉を守る事と日本の対外窓口だという気概が全くみられませんでした。猛獣にでくわしたら獣の目を見て一歩もひかないことが対策の原点でビビれば襲われるのが必定です。日本政府やマスコミはそんなに米国と中国がこわいのですか

日本外交が劣等であることがいやでも確認できました。さあ我々日本人はどうしたらいいのでしょうか。困っただけではすまされません。

世界情勢のまとめ

さて世界の動きを包括的にみると、やはりグローバリズムとリベラリズムの考えが横糸となって、従来にない世界情勢を作っていると思います。グローバリズムは国家の壁をなくし世界が平等に繁栄させる、リベラリズムは主体を国家から個人へ、個人は多様化で幸福を得るということになっていますが、現実には富は一部の勢力に集中し、大多数個人の自由が阻害される方向に行っていると思います。

この思想は究極には強権共産主義となり、たとえば中世欧州の権力者と奴隷の関係、中国の共産党員と人民、北朝鮮では金王朝と国民、昔の韓国では両班と大衆の関係等がこれに酷似し、なにか将来の世界の姿を暗示しているように思えてなりません。

残念ながら岸田さんは何も考えずに外国への忖度重視でまっしぐらに突き進んでいます。こうなれば輝かしい日本文化は跡形もなくなるでしょう、仙人の思い過ごしでしょうか

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