日々雑感のカテゴリーに提言のカテゴリーも追加します。提言は仙人が経験したことで皆様に参考にしていただくようなことを選んであります。対象は一般社会人と技術系の仕事をされている方々です。もちろん家庭や学生さんにも通用することも多いと思いますので参考にしてください。

なにか新しいことを始めようとすると、必ず「それはできません、不可能です」という人がいます。その理由には二通りあって、一つはやりたくないので出来ない理由を並べて“不可能です”といいます。もう一つは原理原則に反するという理屈上の理由です。前者の場合はやりたくない人ですから、やらしても意味がありません。放っておきましょう、問題は後者の理屈や実績、経験上からの場合です。
たとえば研究や技術開発では既存の理論や実績が原理原則にあたります。また一般のビジネスでも市場の動向、慣習、規則、財源、人手など、家庭では慣習、長上の意向、性格、能力、家計などが、原理原則にあたります。
原理原則を盾にいわれると反論できなくなります。しかし新しい展開はこの原理原則の向うに存在するのです。もし原理原則が完璧であればもちろん新展開はありません。
そもそも世の中に完璧な原理原則はないと私仙人は思っています。そこで研究開発者をされる方は、まず既存の原理原則を疑うことからはじめてください。ビジネスでは現状の盲点や隙間を探してください。家庭では各条件を無視した場合を始めに考えてください。
では現実に原理原則に遭遇し行き詰まればどうすればよいでしょうか。研究開発の方は原理原則に反したことを試みてください。うまくいけば極めてラッキーですが、まずはやはり原理通りだったなあ、無駄な努力だったなあ、と実感するのが普通です。あたりまえです。しかしこれは無駄な実験ではありません、必ず別の新しい事実や知見が発見できるはずです。そこからまた新しい展開を試みる手掛かりができるのです。ビジネスでも家庭でも同じで、周囲の抵抗があり結果も思わしくなくとも、その間に何らかの新知見を得て次の展開に役立つことは間違いありません。
うまくいかぬことを承知しながらあれこれ考え躊躇するより、とにかく立ちはだかる原理原則の壁を突っついてみることです。世の中は絶望的な状態がたびたび起こるものです。そのときは良いと信ずることをトライすればなんとかなると信じましょう。悪い行動と言われるのですが、“あがく”のです。絶対あきらめてはなりません。とにかくやってみることです。「やればできる」の格言はうそではありません。
世のなかに不可能は存在しません、やらないから不可能が存在するのです。
